ぺんぎんらぼ

お笑いとマンガ好きなしょぼしょぼWeb系エンジニアの日記です。たまに絵を描きます。

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カメラ、極まる。Xperia PRO-I 開封レビュー

カメラが極まったと話題の「Xperia PRO-I」買っちゃいました!

ソニーストアで198,000円(税込)と、そこそこハイスペックなパソコンが買えそうな価格です。

人を選ぶスマホで、一般人のマツキは「Xperia 1 III」を買った方がいいのは明らかでしたが、1.0型センサーの迫力に負けて、ポチっちゃいました。

ということで、発売日である2021/12/15に届いたので、さっそく開封していきます。
使ってみないとわからない不満点もぶちまけるので、購入を検討している方は参考にしていただければと思います。

開封の儀

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ソニーの白くてシンプルな箱です。

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開けると保護シールが張られた本体が出てきます。

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同梱物は、取扱説明書、スタートアップガイド、保証書のみで、USB充電アダプターなどは入ってません。

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そして本体。重量200gを超えるので、ずっしりと重量を感じます。

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まさに目玉の1.0型センサー。存在感もそうですが、本体からそこそこの高さ分、飛び出てます。確実に1円玉1枚以上の厚さの段差があります。

ここだダメだよXperia PRO-I

ちょっと触ってみて、気になった点、不満点をぶちまけていきます。

液晶の発色はそんなに良くない

今まで使用していたGalaxy S10との比較です。

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上がGalaxy S10、下がXperia PRO-Iです。
Xperia PRO-Iは白っぽいというか、色が浅いです。画質設定でクリエイターモードにしても、ほとんど変わらず。
解像度は高いんですが、発色は大人し目というよりは、色あせた感じになります。

Xperia 1 IIIも同じだと思うので、購入を検討している人は店頭でGalaxyと比較することをお勧めします。

画面の大きさはそんなに大きくない

画面の大きさは6.5インチですが、そこまで大きく感じません。
というのも、比率が21:9の縦長ディスプレイだからです。
先程のGalaxy S10との比較画像を見てください。Galaxy S10は6.1インチですが、写真のサイズがほぼ、一緒であることがわかります。

幅が小さいことで持ちやすい、ワイドであることでカメラアプリの操作部分が大きくなり、操作しやすいなどの利点もあるので、21:9の比率が一概にデメリットとは言えませんが、大きな画面でYoutubeとかNetflixの動画を見たい、という人には向かない画面比率です。

ボリュームボタンの位置が不満

Xperiaのボリュームボタンは右側の上寄りについています。縦持ちで右手で持つと親指の位置にあり、持ち替えなくてもボリュームの調整ができます。
では、何が不満かというと、横持でカメラを構えた時です。この画像を見てください。

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シャッターボタンは本体の端寄りに配置されていますが、ボリュームボタンは端から離れた位置に配置されています。
ボリュームボタンはカメラ時にズーム倍率の変更として使用します。画面から倍率の変更は可能ですが、BASICモード以外のすべてのモードで画面から倍率変更しようとすると、

  • レンズの変更をタッチ
  • 表示された「>」をタッチ
  • 倍率変更
  • 変更が終わったら、画面の別の部分をタッチ

と4アクションも必要になるので、自然とボリュームボタンを使うことになります。
ただ、ボリュームボタンが本体の端から離れているので、横持ちでは非常に押しづらい。シャッターボタンは押しやすい位置なので、ボリュームボタンももっと端に寄せてほしいところです。

ボリュームボタンは縦持ちの時に押しやすい位置に配置されてます。が、横持でカメラを構えた時に押しやすい位置に配置してほしいです。 キャッチフレーズの「カメラ、極まる。」が泣きます。UIのテストとかしてないのか?と疑います。

充電器との相性がシビア

地味に、一番不満に思うことです。
急速充電の充電器でも、ちょっとでも出力の弱い充電器だと「低速充電」になります。
USB PDでない、一昔前の充電器だと「通常の充電」になります。
問題は、一度でも「低速充電」になると、どんな充電器で充電しても「低速充電」のままなんです。本体を再起動すれば治るんですが、この「低速充電」病は面倒です。
Xperia 1 IIIでも、充電の不具合報告をよく見かけるので、注意が必要です。

Galaxyでは「急速充電」になる充電器でもXperiaでは「低速充電」になりました。せめて「通常の充電」で充電してほしい。そして、強制「低速充電」固定にならないでほしい。
低速充電になる原因の一つとして、Googleの純正アプリ「Digital Wellbeing」が原因との話も上がってますが、「Digital Wellbeing」を無効化しても同じだったので、やはり充電器との相性はシビアなようです。

まとめと次回予告

いろいろと不満はありますが、キャリアスマホの無駄なアプリによる無駄な通知から解放されたので、そこはよかったなと思います。おサイフケータイも使えるし。
例えば、ソフトバンクで下位機種のXperia 1 IIIを買うと、18万8640円です。1万円程度しか差がないのにストレージ容量半分、カメラのセンサーが小さくなる下位機種を買うことになります。なんですかねー、キャリアモデルって。

次回はGalaxy S10とXperia PRO-Iで写真を撮り比べてみようかと思います。「カメラ、極まる。」だそうなので。