中古のQNAPを購入したので、これまでラズパイに立てていたMediaWikiをお引越しします。 wikiページは全30ページ程だったので、愚直にテキストをコピペして移行します。
つまり、手作業で移行します。
ページに埋め込んでいた画像たちは、FTPソフトでローカルにダウンロードしていきます。 /var/www/html/imagesディレクトリ配下に画像が保存されています。 画像ファイルは120px, 800pxなど異なるサイズでそれぞれ保存されており、1つの画像ファイルに付き3~5ファイルほどありました。
pi@raspberrypi:/var/www/html/images $ find ./ -name "*ライフサイクル.png" ./thumb/e/ee/ライフサイクル.png ./thumb/e/ee/ライフサイクル.png/120px-ライフサイクル.png ./thumb/e/ee/ライフサイクル.png/800px-ライフサイクル.png ./e/ee/ライフサイクル.png
ダウンロードした画像ファイルたちは、 新MediaWikiにファイルの一括アップロードプラグインをインストールしておき、 MediaWikiの画面から一番大きなサイズのファイルをアップロードしていくことにしました(サムネなどはアップロードしない)。
Category:Bulk upload - MediaWiki
プラグインはいくつかあるようですが、MsUploadにしました。
手順は公式サイトの通り行っていきます。
Extension:MsUpload - MediaWiki
ダウンロードサイトから圧縮ファイルをダウンロードします。
ファイルげっとです。
mediawikiのextensionsフォルダ配下に解凍します。
次の一行を、LocalSettings.phpの最後に追加してあげます。
wfLoadExtension( 'MsUpload' );
インストール作業は以上で、プラグインは即時反映されます。
戸惑ったのがこのプラグインの使い方です。
「ファイルをアップロード」機能からではなく、ページ編集画面から使用します。 ファイルを埋め込みたいページに限らず、どのページからアップロードしてもOK。 ↓のようにエリアができているので、そこにアップロードしたいファイルをドラッグするだけ。
これであとはポチポチするだけです。