Gitを使うのは初めて。EclipseからGitを使うことになった。そんなあなたのためのEclipseでGit超入門です。
難しいことは説明せず、必要なことだけを解りやすく説明していきます。
修正ミスで何回かコミットしちゃった!
こんなことありませんか?
修正漏れとか修正ミスでローカルリポジトリに複数回、コミットしちゃうことがありますよね。
このままプッシュしちゃうと、複数回、コミットした履歴ごと、リモートリポジトリに記録されてしまいます。
悪いことではないんですが、リモートリポジトリの履歴を不要な情報で汚すようですし、レビューするときにミスったことがバレるのは何となく嫌ですよね。
プッシュ前の複数のコミットをまとめる
ということで、リモートリポジトリにプッシュする前に、ローカルリポジトリのコミットを1つにまとめちゃいましょう。
1. ヒストリービューを表示
ヒストリービューを表示して、まとめたいコミットを確認します。
プロジェクトを右クリック、[チーム] - [ヒストリーに表示]で表示できます。
2. コミットをまとめる
ヒストリービューから、まとめたいコミットを複数選択して、右クリック、[変更] - [スカッシュ]をクリックします。
3. まとめたコミットのコミットメッセージの入力
「コミット・メッセージの編集」ダイアログが表示されます。
コミット・メッセージを変更したい場合、コミット・メッセージを編集して[リワード]ボタンをクリックします。
このダイアログが表示された時点では、すでにコミットがまとめられた後なので、[キャンセル]ボタンをクリックしてもコミットのまとめをキャンセルできるわけではありません。
4. まとめたコミットをプッシュ
ヒストリービューでコミットがまとめられていることがわかります。
後は、このコミットを右クリック、[プッシュ・コミット]をクリックして、リモートリポジトリにプッシュします。
プッシュ済みのブランチで修正ミス・修正漏れが見つかった!
こんなこともありませんか?
プッシュ済みの複数のコミットをまとめる
同様の方法で複数のコミットをまとめます。そして、同様の方法でリモートブランチにプッシュします。
プッシュ時に表示されるダイアログで[リモート・ブランチが存在し分岐されている場合は強制的に上書きする]チェックボックスをチェックし、強制的にプッシュします。