今日はこのテーマについて書きます。
マツキは文系大学院卒で、
新卒で従業員規模が1000名程度のSIerに
ITエンジニアとして就職しました。
- 経歴
大学院卒業時のITリテラシーについては、
Wordで文字を太字にすることができる、
テレビでビデオ録画の方法が分からない、
というレベル感でした。
「文系出身でも、ITエンジニアになれるのか?」の答え
文系出身でも、ITエンジニアになれるのか?活躍できるのか?
結論としては、
ITエンジニアには文系出身、未経験でもなれます。活躍できます。
ここでの定義は以下とします。
「ITエンジニア」
=パソコンを使ってシステムの要件定義、設計、プログラミング、テストをする人。
「活躍できる」
=専門性を持ち、色んな現場で頼られ、必要とされること。
ただし、新卒一社目の段階から、
超優良企業(Google, Amazon)や、応募条件を理系(特に情報工学など)に絞っている企業では、望み薄です。
これらの企業に就職したい場合、一社目は別の会社に入って経験を積んだ後に、二社目として応募する場合は可能性があります。
全くの未経験の立場から「ITエンジニア」という職業を見ると、
高度な専門性が必要とされるため、ちゃんと勉強をしてからでないとなれない職業と思われがちですが、
そんなことはありません。
いずれ追いつけなくなるのでは?
という不安な問いに対しても、
長い目で見ても、問題ない、といえます。
新卒一社目の会社にIT知識なしで入り、
その会社で仕事しつつ勉強して、
その後の人生でエンジニアとして無理せずに働き続けることは可能です。
そもそも募集はあるのか?
新卒者向けのサイト、リクナビで、募集職種「ITエンジニア」で検索してみます。
全部で3500件ヒットしました。
ここからフリーワードに「未経験」という言葉を追加すると、750件もの企業がヒットします。
つまり、国内IT企業の5社に1社は、
「未経験でも全然問題ないよ。やる気があれば応募してください!」
と言ってくれているということです。
中途採用の場合はどうなのでしょう。
中途求職者向けのサイト、リクナビネクストをみてみます。
「ITエンジニア職」で絞った結果は10000件ですが、「未経験歓迎」でさらに絞ると450件になります。
割合としては20社に1社。新卒採用の時よりは数が少なくなりましたが、一定数あるようです。
未経験者を対象にプログラミングを教えてくれるスクールはたくさんありますが、 正直、通う必要はないです。
お金を払ってスクールで勉強するよりも、
お金をもらって現場で勉強した方が、
経済的でキャリア的にもいいと思います。
ただ、マツキは新卒一社目の企業で見事ブラック企業に就職して失敗した経験があります。笑
なので、次回は「未経験者がエンジニア職で企業選びの際に気を付けたいこと」について書こうと思います。